2007年11月22日木曜日

笑ってお料理

30代の夫婦でやっている床屋に行きました。
床屋ではなんといっても顔そりが普段の髭剃りと異なるため、気持ちの良いものです。
ですが、たいていの場合スチームした熱いタオルを顔に押し付けられるという難行が待ち受けています。
今日の床屋では、タオルは少し暖かいくらいで、温ミストを吹き付けていました。
「これいいですね、お宅の工夫ですか?」と聞いたところ、「エステでは普通にやっています」という答えでした。
女性は贅沢です。

笑ってお料理 (ちくまプリマー新書 70)
笑ってお料理 (ちくまプリマー新書 70) 平野 レミ

ジャズシンガーですが、簡単料理で有名な著者。
この本では、独自の工夫したダシや料理のレシピが31品紹介されていて、料理の嫌いな私でも作って見ようかなと思ってしまいます。
それに加えて、料理にまつわるエッセイです。

例えば、
子供のころ、お母さんが台所で料理を作っているのを見ていると、自分でもやってみたくなる。
私のお母さんは自由にやらせてくれた。
「火が危ない」「包丁が怖い」などと子供を遠ざけようとはしなかった。
でもいざ自分の子供にも同じ体験をさせようとすると、それがいかに忍耐のいるものかがわかった。

手抜き料理第一号、「台満餃子」
水餃子をつくる代わりに、
用意していた餃子の具を耐熱皿にハンバーグ状にして、レンジでチン。
餃子の皮を大きな鍋でゆでる。
ゆでた皮を餃子ハンバーグの上にひらひら乗せる。
香菜を散らし、醤油、酢、ラー油をかけて出来上がり。
仲間の評価は、目をつぶって食べれば同じ味、なんと不思議。
誰かが「怠慢だね」といったので、「怠慢餃子」を中華風にアレンジして「台満餃子」

頑張らなくてもいいんです、気楽に楽しく、そしてお料理することが好きになってください。
だそうです。

2007年11月20日火曜日

愛の法則

牡蠣は大好物なのですが、ここのところカキフライは衣の厚いものばかりでやや敬遠気味でした。
先日も丸ビルへ行きましたが、結局衣の薄いカキの天ぷらを選択しています。
ところが、たまたま伊勢丹に行ったところ、結構いい店ばかりが入っているレストラン街で洋食屋がありました。
思い切ってカキフライを注文したところ、衣が薄く大粒のカキが食べれました。
やはりいい店で食べないとだめだな、とつくづく感じました。

米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F) 米原 万里

著者は同時通訳者でしたが、がんで昨年亡くなりました。
この本は、「愛の法則」から思い浮かべるような話と、なかなか英語が上達しない我々のような人に向けた同時通訳者としての英語観というまったく異なる内容が一冊に入ってます。
まず、
「女が本流、男はサンプル」
子供を産むという種の保存の役割はメスが担っています。
ならばメスだけでいいのでは、なぜオスは存在するのでしょうか?
答えは世の中に適応するかどうかを確かめるサンプルとしての役割。
背が低かったり、体重が多かったり、性格異常だったり
個体間の差は女より男のほうがはるかに大きい、すなわち生き延びられるかどうかのサンプルとして存在しているという考え方です。

また、同時通訳者としては、
  • 国際会議では同時通訳というが、ロシアがしゃべった場合、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語には同時通訳されるが、日本語は英語から訳す。逆に日本がしゃべった場合もまず英語に訳され、それからほかの言語に訳される。
  • 帰国子女はしゃべれるが同時通訳者にはなれない。なぜなら語彙が700語あれば日常生活に苦労しないが、同時通訳ではその分野の専門用語も含め膨大な語彙力を要求される。
  • 辞書を引いて本を読むと語彙力はつかない、わからない単語の意味は前後の文脈から自然に浮かび上がってくるもの、そうすると語彙力がつく。
  • 父親の転勤で小学校時代に在住したソビエトでは、図書館で借りた本を返すときに先生からどんな内容が書いてあったかの要約を求められる、それにより立体的な読書が習慣になった
講演録なのでまじめな話もありますが、
すべての男は3種類、寝てみたい・まあ寝てもいいかな・絶対に寝たくない
などという率直な話ももりこまれていて、飽きない内容です。

2007年11月16日金曜日

片倉小十郎景綱

大学受験を控えている友人の娘さんは、白金台に住んでシロガネーゼになることを望んでいるようです。
雑誌が作り上げたセレブだが、地方から東京の大学を目指す女性には憧れなんでしょう。
ところが、仙台の食堂のメニューに「白金」という文字が並んでいました。

白金豚かさね揚げ
白金豚の肉じゃが
白金豚かつの卵とじ
白金豚の冷しゃぶ
カツ丼(白金豚)
・・・
正しい読み方は、白金台は「しろかねだい」、白金豚は「ハッキントン」と異なりますが、シロガネーゼという文字を目にするたびに豚を連想しそうです。

片倉小十郎景綱―伊達政宗を奥州の覇者にした補佐役 (PHP文庫 こ 40-6 大きな字)
片倉小十郎景綱―伊達政宗を奥州の覇者にした補佐役  近衛 龍春

仙台ですから伊達政宗の本が並んでました。
片倉小十郎は伊達政宗の傅役で、後に伊達成実とともに政宗の両輪として伊達家を発展させていった人です。
この本自体はやや退屈な文章ですが、読みながらあらためて伊達家の戦功には花がないと感じました。
どの戦いもやっと勝ったか引き分け程度で、これでよく奥州の覇者と名がついたものです。
たぶん江戸時代に生き残った大名は、うまいこと自分を宣伝していったのではないかと思います。
派手な政宗に対し、参謀的に仕えた小十郎がいたのでバランスよく家を守り立てていけたのでしょう。
後の「伊達騒動」は先代萩で有名ですが、原田甲斐を含めろくな補佐役がいなかったことが騒動の原因です。
現代の企業でも派手好きの社長は多いが、補佐役に恵まれないで衰退していくケースが見られます。
会社も家庭もバランスということでしょう。

2007年11月15日木曜日

人間の関係

牡蠣を食べに松島海岸へ行ってきました。
生牡蠣、焼き牡蠣、カキフライ、牡蠣の柳川鍋、酢牡蠣
あちこち立ち寄りながら、地酒とともに食する牡蠣は最高でした。
一番は焼き牡蠣、
満腹で試せなかったのが、牡蠣ラーメン、牡蠣雑炊、牡蠣めしなどです。

人間の関係
人間の関係 五木 寛之

著者の五木寛之氏は今まで3回鬱を経験している。
それを克服するため、最初は「歓びノート」をつけた。つまり毎日どんなことでもいいから嬉しかったことを書くことにより気持ちが晴れてきた。
2回目には「歓びノート」は効果なく、「悲しみノート」になった。
3回目は、「あんがとノート」
ふつうに健康に暮らしていけるだけでも「ありがたい」ことに気づかず、鬱だのなんだといっているのは傲慢ではないか、ということに気づかせてくれた。

上記以外にも、
「夫婦は恋愛より友情」
他人をまじえないでふたりでたくさん長い時間話ができる、いつまで話しても話が尽きない。一晩中話していてもおもしろい。それが本当の意味での「相性」というものなのでしょう。

「挿入だけがセックスではない」
男性に奉仕させるだけのマッチョなセックスは不自然だ。そしてまた逆に女性に奉仕することだけに汲々とするセックスもナンセンスです。
最近のセックスの扱い方は、まことにハウツー的です、・・・・満足度は技術ではない、
いまもっとも大事なことは「知足」という考え方かもしれません。・・・「もとめる性」から「もとめすぎない性」へ

変わる時代に変わらないものは何か?
それが「人間の関係」であり、生きるヒントということが著者の答えです。

2007年11月4日日曜日

群雲、関が原へ

たけしのTVタックルという番組でキャスターを務めている、阿川佐和子。
作家の父を持ち、本人も作家です。
確か私より小柄でかわいらしく才女ですから、なぜ結婚しないのかが興味深いところです。
欠点は年の割りに肌が老化しているところ!
女を磨くのに手を抜いてきたのでは、などと余計な推測をしてしまいます。


群雲、関ヶ原へ 上 (1) (光文社文庫 た 36-1 光文社時代小説文庫)

群雲、関ヶ原へ 上 (光文社時代小説文庫)
By 岳 宏一郎

歴史で関が原はあまりにも有名で、この手の本はたくさんあります。
興味を持ったのは、もともと新潮文庫で発行され、その後絶版になったにもかかわらず光文社文庫に復活した点です。
筆者の人物描写や、たとえば石田光成を佐和山城主、奉行、能吏などと場面において呼称を使い分ける技法に復刻を望むファンが多かったものと推測されます。
司馬遼太郎の関が原も大作ですが、こちらも負けず劣らずで、知りすぎている物語にさらなる見解を加えられる点は、快感です。



捜さないで

先週は歓迎会だったり、自分の送別会を開いてもらったりで酒びたりの日々が続きました。
この会社に中途入社して4年以上たちました。
いつのまにか、こいつ消えないかな!なんて思っていた嫌いな人は辞めてしまい、すごしやすい職場環境が出来上がっています。
なぜ辞めるのか?
いろいろ理由付けはありますが、背水の陣で仕事ができなくなった自分に我慢できなくなったことが一番だと思います。
次の職はいつ決まるかわかりませんが、軌道修正のうえ再チャレンジのつもりです。


捜さないで
本捜さないで
新津きよみ



この作家の本は今まで縁がありませんでした。
慶応を出て、一流商社に勤め、社内恋愛・結婚・出産、まさに専業主婦の典型とも言えるような主人公、倫子だが、夫と娘の態度に腹を立て友人のところにぷち家出をする。
そこから、見知らぬ男が尋ねてきたり、マンションの上の階の女に死体処理を手伝わされたり、海外へ取材に行っていた友人の事故死、遺産目的のような友人の姪の出現とその死。
なんとも次から次と事件が展開します。
そして、「捜さないで」というメッセージは倫子が家出の際残したものですが、実はその言葉にこめられた友人の秘密が最後に明かされます。
車を運転すると人格が急変する倫子の事故により、元の生活に戻る事を予感させるラストシーン。
ちょっと軽めのサイコホラーといった作品です。

やむ終えず過去の自分を消していく人生。
やむを得ずではありませんが、過去を消している自分の人生。
アイデンティティの喪失という点では自分も似たような人生だな、となにやら共感です。

2007年10月20日土曜日

千年語録

酒を減らさなければ、なんて殊勝なことを考えているとかえって酒量が増えているようです。
したがって、今週末は思い切り飲むことにしました。


千年語録 次代に伝えたい珠玉の名言集
千年語録 次代に伝えたい珠玉の名言集 サライ編集部

滝沢修(俳優)
バカヤローなんて、絶対口にすべきでない。この人はなぜできないのか。基礎訓練のこの部分が身についてないんだな、ということがわかって初めて指導できるんです。

遠山正瑛(砂漠開発者)
何も行動を起こさないから、いつまでたっても夢のままであってね。やればできる、やらなきゃできない、それだけのことです。

山本夏彦(コラムニスト)
一番大事なことは自慢しないことです。

山本七平(評論家)
金があるという意識とは、金額そのものではない。他人との差なんですよ。一種の虚栄心です。。。

吉崎潤治郎(配膳司)
話をするときは箸を置いた方がよろしいですね。そのとき、お椀やお皿の上なんかに箸を置く人がいますけど、やはり箸置きにきちんと置くべきでしょうね。

前登志夫(歌人)
桜にはエロスがあります。・・・エロスというのは生死の境を自由に行き来する魂の深い輝きです。

倉嶋厚(気象キャスター)
人生の幸福感で言えば、70点主義でいいと思っているんです。残る30点を求めて努力していくからこそ、面白いんじゃないですか。

中村幸昭(鳥羽水族館名誉館長)
海の幸を食卓に取り入れてください。特に海藻類は本当に体にいい。海苔なんて1枚に含まれるビタミンが鶏卵の17個分。僕の頭を見てください、真っ黒でしょ。(ちなみに65歳)

小原秀雄(動物学者)
人間の社会は、言葉に頼りすぎてますよ。結婚詐欺に引っかかるのは人間だけ。動物の求愛行動は、五感を駆使して表現するから間違えない。

諸井薫(作家)
人生というのは、もののはずみだと思っているんです。・・・ただ、もののはずみがあれば、ものにしなくちゃなりませんからね。

加藤シヅエ(元衆参議院議員)
本当に夫を愛していれば、いくらでも世話をしたくなるのが女です。

高峰秀子(俳優・随筆家)
物を捨てて、新しく手に入れたものは、肩の荷が下りたという身軽さです。

2007年10月14日日曜日

人は思い出にのみ嫉妬する

久しぶりに丸の内オアゾに行ってきました。
もちろん今すんでいるところの近傍にも比較的大きな本屋さんはありますし、Amazonで検索購入することも可能です。
でも、本はぶらぶら眺めながら、ちょっとのぞいて、読んでみようかな、と感じて買うのもいいものです。
今日は目的の本、「My Engilish Organizer」がなかったので、眺めただけで終わりでした。


人は思い出にのみ嫉妬する
人は思い出にのみ嫉妬する 辻 仁成

三角関係の物語、でも一人が自殺しているだけに残った二人はやりきれない。
戸田さんを周愛麗は愛していた。
栞はその中に入っていったが、戸田さんは愛麗を愛していて自分は入れないと思っていた。
愛麗の死が自分に対する嫉妬と知ったとき、栞は戸田さんから離れて上海へ行く。
上海は周愛麗の故郷。
数年たって、戸田さんが栞に会いにきたとき、栞は冷たくあしらう。
栞の部屋を出た戸田さんは交通事故にあい、植物状態になってしまう。
栞はそんな戸田さんの回復を信じて看病を続ける。

辻の作品には「サヨナライツカ」など、死が絡んで生きている人間はどうにもできず苦しむ作品がある。
死んだ人間、植物状態だがなにか意思が伝わっているように思える人、そんな苦しみの中、未来を描いていく栞はすばらしいと思う。

2007年10月11日木曜日

不動産は値下がりする

ピンクリボンのキャンペーンをやっていました。
乳がんの早期発見のため、マンモグラフィーによる検査を受けましょう、という活動らしい。
検査機に100%はないので、誤診による誤治療が心配になります。
でも、夫や彼氏がいたら、しこりくらい気づいてくれるのに、むしろそっちを考え直したほうがいいのでは、と余計なことを考えてしまいます。
愛する人との時間がなくて、長生きしても仕方ないんじゃないんでしょうか?


不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ 252)
不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ 252) 江副 浩正

筆者は、元リクルートの社長です。
昔は不動産さえ無理して持っていれば大きな財産でした。
今は、というか私が買ったバブル期以降は財産でなく負債です。
理由は本書に書かれているとおり、不動産の供給量が増えているからです。
だから、中古のマンションなんか買い手がないのでどんどん値下がりします。

また、一時はやった大学の郊外化も同様です。
本書にあるように、地方から来る学生は都会の生活にあこがれてくるわけでして、八王子なんかで満足するわけがありません。
往時、調子に乗って移転した大学、たとえば中央大学などは法科のOBが学生を指導してくれることもできなくなり、司法試験の合格者が減りました。
学習院など父兄、OBの反対で移転しなかった大学は今でも大人気です。

今後、どのような政策が行われるかによりますが、都会に集中は変わらないでしょう。
私は年をとっても、便利な都会に暮らしていたいと思っています。

2007年10月10日水曜日

私はこうして46歳から英語をモノにした

来月で会社を退職することが少しずつ浸透しているようで、それなりに声をかけられている日でした。
不満がないのが不満といえば身勝手ですが、でもそんな身勝手をしてみたいと思っています。
今まで何回か転職しましたが、その間の失職時間は焦りと苦痛でしかありませんでした。
扶養家族のなくなった今でこそ、焦りのない時間をすごしたいと思っています。

私はこうして46歳から英語をモノにした
私はこうして46歳から英語をモノにした 山元 雅信

はっきり言ってこの手の本は目新しいことはありません。
英語をものにするには、英語に接する時間をたくさんとること。
単にそれだけです。
ということで、こんな本を借りてきた自分にもあきれています。
読む暇があったら、CNNでも聞きましょう。

2007年10月9日火曜日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

近くの駅の中に惣菜屋さんがあります。
カレーの煮付けや牡蠣のから揚げなど結構豊富で、時々買いに行きます。
残念なことがひとつ、夫婦でやっている旦那の表情がまったくだめ。
長くサラリーマンをやっているとあんな愛想のない顔になってしまうのかな、と同情はしていますが、どうも買う気にならない。
それに比べこの前旅した三重県の鳥羽ちかくの「鯛」という料理屋、親父が不機嫌そうに魚をさばいていましたが、ふと声を交わしたときの破顔一笑、なんともうれしくなりました。
たまたまの旅先ですが、来年も来てしまいそうな笑顔でした。


ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書 し 4-1)
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書 し 4-1) 島田 紳助

紳助は超人気タレントですが、いろんなビジネスに挑戦している。
こんな店があったらいいな、という発想のもと、自分で出資して弟子や友人に店を任せている。
すばらしいのは、そこそこを目指さず、自分の仮説が正しいと証明できるよう大ヒットを狙うところ。
すし屋や石垣島の喫茶店、会員性のフォークバーなど。

<本書より>
ある店にとんでもなく感じの悪いおばちゃんの店員がいる店がある。あの人が一人いなくなるだけでも店の売り上げは20%は増えるんじゃないかと僕は思っている。だけど、経営者はおそらくそのことに気づいていない。

1200万人の人口を抱える大都市では、店の選択肢が増えることが集客力につながる。
・・・人気店の近くに同じお好み焼き屋をオープンした

鮨屋をしたいから職人を探すのは間違い。この人を男にしたい、たまたまそいつがすし職人だったから鮨屋をやる、これが正しい。

飽きるということは慣れるということで、それは人間の持って生まれた基本的性格なのだと思う。お金のないときはお金のないときに慣れていたからつらくもなんともなかったが、お金があったらお金のあることに慣れてしまう。

いろんな贅沢もしてみたが、これまでの人生で何がいちばん嬉しかったか?と問われたら、やっぱり「16歳の誕生日に親父が買ってくれたバイク」と答える。
・・・自分を振り返って一番嬉しかったこと、ネットで昔の恋人に会えたこと、このワクワクは特別だったと思う。

2007年10月6日土曜日

うつくしい私のからだ

図書館でよく本を借りますが、さすがに新作は貸し出し中が多く思うに任せません。
最近は本の小口を見て、あまり人が触っていないような本を意識的に探しています。
そんな探し方でなければたぶん出会わなかったのが、今日の本です。

うつくしい私のからだ
うつくしい私のからだ 筒井 ともみ

著者は、「失楽園」「海猫」「阿修羅のごとく」などの脚本家、また「失楽園」で使われた「鴨とクレソンの鍋」などで料理に対する造詣も深い。

題名のごとく、舌、乳房、髪、手首など体の各部分にたいする彼女たちのエピソードがつづられている。
大半は、彼氏などから言われた一言がトラウマとなって愛を失ったり次の恋愛に移れないでいる、なんともつらくなる話だが、いくつかほっとする話もある。
しかし、つくづく女性は大変だと思う。ちょっと太っているだけ、胸が小さいだけで憧れの人からも不良品扱いされるわけで、やさしい男性を理想とするのもそんな不安な状況でいつも怯えているからかもしれない。

本文から、
アヤコの体を覆う肉は鎧だったのかもしれない。傷つくのが怖いから、外界から身を守るための無意識の鎧。
・・・アヤコは、初恋の男性から「デブは嫌いなんだ」といわれプレゼントを返された

私は時間の囚われ人だったのかもしれない。手首に巻かれた時計は、シュンスケと自分をつなぐ絆ではなくて、時間につなぎとめたれた手錠だったのかもしれない。
・・・シュンスケにはいつも待たされてばかり、何度も何度も手首の時計を見てきた

M君にドライヤーで髪を乾かしてもらっていたら、もう二度と戻らないと思っていた遠い日の心地よさがよみがえってきたのだ。以来クミコは男の子に髪を乾かしてもらう快感に目覚めてしまった。

「パパのこともう嫌いになったの?」
「ママはね、パパのこと本当に大好きだったよ。・・・ だってモモコ、ヒトはね、輝かしい思い出がひとつでもあれば、きっと、強く豊かに生きていけるんだから」
・・・離婚したママと懐かしいポトフを食べながら

2007年9月29日土曜日

一周忌

息子の一周忌で親族が集まりました。
場所は静岡駅の和食屋さんですが、一品料理もあり結構勝手に楽しめました。
正月や法事しか顔を合わせる機会がありませんが、お互い元気なのが何よりです。

一年って早いものです。
急に連絡をもらった10月4日、急ぎ戻った静岡では喪主として葬儀の段取りに追われる一日でした。
あれから一年です。

来年の3年忌には自分はどこで何しているだろう。
先になくなった息子の分まで、現状に安住しない自分を描いていきたいと思っています。

2007年9月28日金曜日

夜明けの街で

一年ぶりの完全休養!
牡蠣が食べたくて的矢に行きましたが出荷は10月1日からで無駄足。
その分伊勢海老やさざえなど海鮮を思い切り食べてきました。
鳥羽は水族館と真珠が有名ですが、年寄りの団体にもまして20代女性グループが多いのにびっくり。
どうやら京阪で格安ツアーにより客寄せをしている様子。
宿泊した鳥羽国際ホテルはスイートのシングルユースで22,000円
これでフルコースの夕食とバイキングの朝食込みですから安い!

夜明けの街で
夜明けの街で 東野 圭吾

「不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた」という主人公の言葉から始まる不倫の物語。
主人公は同じ部署に派遣配属された秋葉という女性と不倫関係になります。
その秋葉にもうじき時効の殺人容疑がからみ、主人公の気持ちが大きくぶれていきます。
気持ちがぶれるという意味は、秋葉の要求に対し無理を重ね、さらに相手が殺人者かもしれないという状況に気持ちがぐらつき、その場しのぎの言葉を返してしまうことです。

殺人容疑のからみは余計な気もしますが、不倫している男性が相手に対し無理を重ねていくあたりの表現は見事です。
家族に偽ってクリスマスイブに会うなど、馬鹿な話です。

秋葉の叔母の言葉、
「ねえ渡部さん、無理はしないでね、男と女の間に無理は禁物。お互いができる範囲で相手のことを想っていればいいの。出来そうもないことをやろうとしたり、あわてて結果を求めたりしたら、必ず破綻がきちゃうんだから・・・」

バブル景気のころ、男性の献身合戦に女性は慣れっこになり、彼女たちの要求はエスカレートし続けた。千本ノックのように次から次と僕たちを襲った。それに対応できない者は落伍者だった。

秋葉の言葉、
「最近、何だか無口ね」
「食事とか会話とかっていう面倒な手続きは省いて、すぐにセックスに持ち込めればいいのにって考えているの?」

必ずしもセックスではなく、バレンタインや次の予定での対応の悩みもあるが、こんなストレートな指摘に無理をしている男のほうは頭を抱えるわけです。
家庭も大事、不倫相手も大事、などということが両立しないという単純なことがわからなくなるのが、不倫なのでしょう。
でもそういうドキドキを避けていたら、つまらない人生ではないでしょか。

2007年9月16日日曜日

50歳からの起業!

金曜日、予定はなかったのですが急遽HRのメンバーと飲みに行きました。
退職願の件は伝わっているらしく、やんわりとほのめかされました。
自分が思いのほか必要とされていることを感じますが、それがわからなかった自分の感性、そしてそれを振り返るのは自分の美学と反する、ということを認識した時間でした。

50歳からの起業―銀行員をやめて、メガネ屋さんになりました
50歳からの起業―銀行員をやめて、メガネ屋さんになりました オンデーズ社長 森部 好樹 前田 群緑

著者は元興銀の取締役。
企業をしたといっても一般の人とは条件が違いすぎます。
ビックカメラへ出向、条件としてアルバイト作業からさせてもらう。
ビックコンタクト社長になる。
めがねの粗利益がいいから、そこをねらってオンデーヌ開業。
エリートがよくやったね、とはいえますが、なんか自慢話だけという感じです。
こいつは地獄をみてないな、という感じ。
めがねの粗利益が大きいことに着目した感覚、マラソンを接待に応用した点は評価できます。
そういう点では先駆者的なセンスの持ち主でしょう。

2007年9月2日日曜日

65歳からはどこに住む?だれと住む?―自分らしさを失わない暮らし方を選ぶ

昨日は7月になくなった従兄の49日で柏に行ってきました。
もう49日か、淡々と流れる日々に何か寂しさを感じていました。
とはいえ、久々に会う親戚との会話は心地よく、懐かしさにひたる自分がいました。
もうじき息子の一周忌、来年の今頃は何をしているだろう?
なんて、流れに任せている自分を少し反省していました

商品画像:65歳からはどこに住む?だれと住む?
書 名 65歳からはどこに住む?だれと住む?
副書名 自分らしさを失わない暮らし方を選ぶ

介護の世界は迷走を続けています。
老人ホーム入居待ちの沢山の老人、一人暮らしの老人。
支えるヘルパーやホームの経営は介護報酬では成り立たない。
コムスンが不正請求でつぶれましたが、そうでもしないとやっていけないのが現実でしょう。
「グループハウスさくら」は元浦和市議の小川さんが始めたお年寄りのための下宿屋
面白い試みですが、やはり人と人との関係ではいろいろあります。
たとえば、
ヘルパーさんに頼んでかさばるトイレットペーパーを買ってきてもらう。
ヘルパーさんは、20円高くても花柄の柔らかい物を買ってくる。
と、「高いからこれ返す」となります。

「さくら」では、
6畳個室、洋式トイレと洗面所付
食費込みで、105,000円/月
光熱費等が、10,000円/月
生活保護が、140,000円として残りが25,000円
悠々とした暮らしには遠くなります。

報酬を払わないサービスは、ときには「してもらう」ことが当然という気持ちを抱かせてしまう。
だから、場合によっては有料にして、自分たちのものという意識を抱かせることも必要。

読みながら、そんなところでいる生活は本当に楽しいのだろうか、と考えてしまう。
でも、そのころ必要なのは、思い出だけだろうから、終の棲家には十分かもしれない。

人をあきらめない組織

組織のなかで働くということは、必ずしも個人にとって幸せとは言えません。
嫌な仕事、気の向かない仕事を割り当てられる場合もありますし、気の合わない人とチームを組むこともあります。
そんな中で自分の仕事の境界をあまりにきちっとしてしまうと、摩擦は大きく、また協調性を問われることになります。
仕事ができて、自分の範囲は完璧にこなしている人が案外評価されずに、仕事の中味はある程度いいかげんでも周りと和気あいあいとやっていける人が重宝されるのはそのためです。
ただし、自分がどちらになるかはその組織のレベルによります。
レベルの高い組織では当然高い能力があった上での話です。
結局、自分のレベルに合った組織にいることが、自分にとっても周りにとっても幸せということではないでしょうか?

人をあきらめない組織―育てる仕組みと育つ現場のつくり方
人をあきらめない組織―育てる仕組みと育つ現場のつくり方 HRインスティテュート 野口 吉昭

組織の悪玉遺伝子とは、
1.「心ないコミュニケーション」→社員を大切にしていない、供給者発想
  • 「業者呼んだ?」
  • 「客を囲い込むには。。。」
  • 「うちの女の子行かせます」
2.「仕組みがないマネージメント」→社員の能力を活かしていない
  • なんかいつも同じメンバーが召集される
  • 同じようなプロジェクト3年前にもやったよね
3.「刺激がないオペレーション」→社員の可能性を引き出していない
  • 日常のルーティンに追われている
上記の逆が「善玉遺伝子」であり、燃える集団に共通している
  • プリンシプル:絶対的な人づくりへの理念と意思→経営者が人が最大の財産と認識し、どのように育てるかという方針を持つ
  • ウェイ・マネージメント:人づくり遺伝子の仕組み化→例えばリフレッシュ休暇2週間という仕組みをつくると、その間不在でも支障なく回る仕組みができる
  • モチベーション・エンジン:やる気を引き出すコミュニケーション基盤と進化→セクト主義の排除、部署間の共通認識・連携がスムーズになるよう社員旅行や横串会議を行う
トヨタではないが、日々改善を行っている組織か、ずっとそのままの組織か、ということである。
自分が不在のときのシステムができているかどうかは、今も昔ももっとも不安なところだろう。

2007年8月31日金曜日

和田裕美の「稼げる営業」になる

転職を考え出すと、そこに行き着くまでの期間が邪魔に感じます。
でも、その過程を楽しむ余裕がないと、冷静に次の人生を考えられないのかもしれません。
何はともかく、ワクワクと不安が入り混じった状態です。

和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ
和田裕美の「稼げる営業」になる!―お金と感謝がやってくる3つのステップ 和田 裕美

お金持ちの心理、
・いくら持っているより、どうやって使うかが大事
・空間や体感にお金を使うことがいい
これには同感です、部屋が広い今のマンションに移ってから、運が開けています。

成功した人と同じ体験をする、
たとえば高級ホテルに宿泊する・・・空間や快適さにお金を使う
思い出や経験、知識となって残る、これが本当の財産

お金を経験のために使えば使うほど、お金がどんどんたまっていく
付加価値は、ワクワクすること
営業に仕事はワクワクを売ること

お金は学ぶ道具
人はそれを使うことによって成長する

最後にちょっといい話、
オウケイウェイブの兼本社長の実話、
倒産後、稼いだお金は1万円を残し、妻に仕送り、自分はホームレス生活
再建のめどが立って、妻に報告に行くと、それまで送った金、416万円が手付かずで、「再建の事業資金に使って」と渡された。

お金の使い方、最近自分は雑になっているようにも思いますが、基本的に空間・体感・ワクワクに使っている点で、同感できる本でした。

2007年8月11日土曜日

社長が贈り続けた社員への手紙

暑くて寝苦しい日が続いています。
といってエアコンを買いたいとは思いませんが、ビールのせいで汗をかくのが大変なところです。
もちろん、ビールをやめる気は全くありません。


社長が贈り続けた社員への手紙―渡邉美樹の夢をかなえる手紙 (中経の文庫)
社長が贈り続けた社員への手紙―渡邉美樹の夢をかなえる手紙 (中経の文庫) 渡邉 美樹

著者は居酒屋チェーン「和民」の社長。
接客が基本の商売だけに、お客様の満足に対し妥協しないという原則のため何をしなければならないか、ということを社員に発信している。
とはいえ、言っている事はみな当たり前のことばかり、
・クレームの内容から、なぜお客様が怒っているかを考え、そして対策を講じる
・問題から目を背け、肉体労働だけの洗い場に逃げ込んでいないか?
・アルバイトや社員の惰気をきちっと叱っているか?
・不正に目を光らせているか?例えば閉店後店の酒や食材を私腹したり、会計をごまかしたり。

それにしてもハードワークが感じられる。体は休ませても心は休ませるな、などは休日も自分の会社がうまく言っているか、心配して電話くらいしろということ。
優秀な社長が引っ張る優良会社はどこも似ている。
ナポレオン・ヒルの言葉などは誰にでも使える指針である。
  1. 目標の明確化
  2. 余計に仕事をする習慣
  3. 絶対にやる、絶対にできるという信念
自分にかけていると思われることが沢山詰まっている本です。
たぶん著者もふとしたときにみた自分の姿を反省しているのではないかと思います。

2007年8月10日金曜日

男性ヘルパーという仕事

工場はシャットダウン明けで普段の緊張を取り戻しつつありますが、私のほうは全く元気がなく、というよりは従兄の死去以来人生リセットを考えている次第です。
今の会社は丸4年が過ぎました。待遇には全く不満はなくやめる理由なんかありません。
しかし、そこが人生の面白いところで、またふらっと旅に出たい寅さんみたいなものでしょうか。
今日は早退で資料集め。
日曜日までに結論を出すつもりです。

男性ヘルパーという仕事―高齢・在宅・介護を支える
男性ヘルパーという仕事―高齢・在宅・介護を支える 山口 道宏

介護社会の人材不足が話題になります。
そもそも介護自体が家庭内のものだっただけに大方の人には無料という感覚があります。
そして次の段階が家事援助等の女性中心の仕事です。
この経過のためか未だに十分な収入が得られるわけではなく、当然男性のヘルパーは低い比率です。

本書の主張は、男性ヘルパーが増えることによって本来の職業として社会的に認知され、その結果それなりの収入、つまり家庭生活ができる収入が得られるようにならなければならないというものです。
介護現場、特に訪問介護では力仕事や機械的な仕事など女性には手ごわいものが沢山あります。
それぞれの特性を生かした作業分担をしなければ収入のみならず体力や知能でも燃え尽きてしまうような危うい世界です。

読破後、ハローワークや資格講座をのぞいてみると結構盛況な分野です。
それだけ入りやすく、でも燃え尽きて去っていく業界なんだと思います。
これからの高齢化社会を考えると、大切な介護の担い手の状況が暗然としていて考えさせられる本でした。

2007年8月7日火曜日

水上のパッサカリア

雑誌に紹介されていたので早速食べに(飲みに?)行ってきました。
場所は横須賀線逗子駅からバスで元町下車、徒歩5分
結構わかりにくいところで、たどり着くかどうかが心配でした。
火曜日の13時ころでしたが狭い店内(民家の別荘形態ですが)は満席。
一人なので通されたのは庭に面した座椅子と碁盤のテーブルで、ちょっと面白かったです。
蕎麦もうまかったけれど、点心や卵焼きが抜群でした。
また行ってみたい店です。
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水上のパッサカリア
水上のパッサカリア 海野 碧
ハードボイルドとミステリーの中間くらいの作品です。
主人公の歩んでいる不思議な人生が興味深い。
高校を卒業すると遠縁の叔父にだまされ、アメリカのサバイバルキャンプに放り込まれる。
数年たってキャンプにきた叔父は生きていることに驚き、自分の裏社会仕事の手伝いをさせる。
ある焼肉店で薄倖の菜津という女と知り合い、田舎の別荘で二人で暮らすようになる。
やがて菜津は暴走族の交通事故に巻き込まれ亡くなる。
久しぶりに現れた裏社会の仲間たちから、事故は仕組まれたもの、と聞かされ新たな戦いが始まるが、実はそれも仕組まれたものだった。
ミステリーの内容はそこそこだが、主人公の生き方にうらやましさを覚える作品でした。


2007年7月22日日曜日

ベトナム株

親戚の通夜/葬儀に行ってきました。
故人は60歳、小さな頃から世話になっただけにここ数年の無沙汰が悔やまれるところです。
でも、以前禅寺の住職に聞いた話で、
いずれみんなが行く世界です。先に行って先輩になっているのです。生きているうちにもっとこんなことをしてあげればよかったと思うのは残った人間の繰言であり、新しい世界に旅立った人にとっては何の価値も無くむしろ迷惑なことでしょう。
まさにそのとおりで、故人のためにも前向きな考え方をすることが大切であると、改めて思った次第です。
世話好きな人だっただけに残った親族だけの集まりは潤滑剤が無くなってぎこちない限りです。
新たな関係ができあがるまでギクシャクはやむ負えないかもしれません。

ベトナム株 沸騰するアジア最後の市場
ベトナム株 沸騰するアジア最後の市場 迫川 敏明
今伸び盛りの市場、ベトナム。
私にとってベトナムは戦争のイメージしかありませんが、経済的な市場として非常に注目されているようです。
日本にとって新日的なベトナムは中国よりずっといい関係ができると考えられます。
中国の隣国ながら紛争の歴史を持つだけにベトナムは日本と結ぶことにより中国から守られることを期待しているかもしれません。
この本はベトナム株を買うためのノウハウ本です。
ツアーの申し込み方、現地証券会社での口座の開き方、株の買い方、注目銘柄の紹介。
食わず嫌いですが、どうもわざわざ行く気になれませんし、ネットで変えるようになったら考えるかも、といった程度の印象です。

2007年7月16日月曜日

怒らない人

来週の日曜日に参議院選挙があります。
私は出社予定ですので、初めて期日前投票なるものに行ってきました。
会場の担当者は10人弱、なんとも丁寧な扱いでした。
投票日に行くのが当たり前ですが、当日になると何かといけなくなる理由ができるものです。
選挙権を行使するという大前提からこのような選択はありがたい限りです。
もちろん、投票は自民党へ!
民主党はなにか存在意義が希薄で、かつ小沢一郎や菅直人が大嫌い、あとはどうでもいい政党です。
そんな気分に合致したのが、今日の本です。
怒らない人 (角川oneテーマ21 C 134)
怒らない人 (角川oneテーマ21 C 134) 辛 淑玉
著者は「在日」ということでその辛苦を嘗め尽くしています。
でももっとつらいのは、ほとんどの政治家が在日の存在を理解せず、かつ向き合おうとしないことでしょう。
本書のテーマは怒り方です。
国際社会の中で怒り方の下手な日本の政治家、各政党の喧嘩の仕方などです。
そんななかで、民主党への評価はあきれるばかりですし、これは自分の意見ともあっています。
民主党の政治行動は、誰も責任をとらず世論の動向といえば聞こえはいいが、要するにマスコミの表面にフワフワと漂っている「世論」に流され、日和見を決め込む議員があまりにも多いということです。
それ以外の政党への評価も辛らつですが、結局自民党以外にはまともに政権を維持できるような政党がないということがよくわかります。
来週の選挙結果はどうなるか?私は自民党の勝利(辛勝でも)であって欲しいと思っています。

2007年7月8日日曜日

Dr.コトー診療所

休日に暇だったのでDVDで「Dr.コトー診療所」の最終回を借りてきた。
今回のテーマは責任とは何か?
五島先生は医療ミスで患者を死なせてしまい、立ち直るきっかけを求めて島の診療所にやってきた。
患者を死なせた原因が人任せにして傍観者だったと反省し、誰にも責任を押し付けることができないこの島を選んだということ。
日々の仕事でついつい人任せ、他人事にしている自分が重なる。
矢面に立つことの大切さを再認識させてくれた作品だった。

Dr.コトー診療所2004 DVD BOX
Dr.コトー診療所2004 DVD BOX 吉岡秀隆、山田貴敏、柴咲コウ、 時任三郎

2007年7月2日月曜日

林住期

ミートホープの記者会見で社長が自白した後、記者が「工場長はどうしてそんな命令に従ったのですか?」、工場長「雲の上の人ですから」
どう見たってミートホープの社長は風采の上がらないろくな学識もないような人間です。
そんな人に服従する、この工場長はおかしいんじゃないかとちょっと噴出してしまった。
でも、どんな組織もこんなものかもしれない。こんな社長を今まであがめていた社員は頭を冷やすべきだろう。

林住期
林住期 五木 寛之

古代インドでは人生を4つの期間に分けた、学生期、家住期、林住期、遊行期
50歳から25年間がもっとも充実した「林住期」
いままでの人生から開放されて自由な人生を楽しむのがこの期間です。
自由になるには俗世間を離れること、つまり出家もひとつの手段です。
また、林住期の真の意味は必要からでなく興味から何事かをするということです。
この本で共感したのは食事量
30代は腹八分目、40代は7分、50代は6分
多すぎる食は健康を損ない病気になって大切な自由を満喫できなくなる
50代はおまけの人生、こう認識することにより好きなことができる。
退屈な時間をどうすごすか、などと考えることは本当はすばらしく幸福なことだろう。

52歳の今、いい本に出会ったと思います。

2007年6月24日日曜日

健康問答

昨日(23日)、NHK総合で19:30-22:30 働き方についてシンポジウム形式の番組があった。

日本の、これから「納得してますか?あなたの働き方」
▽好景気なのに給料は…市民50人が大激論 ▽残業大国ニッポン!長時間労働はなくせる? ▽広がるワーキングプア・増加する過労死・真相は?
▽成果主義はやる気につながらない!?見直す企業続出 ▽すぐ辞める新入社員!悪いのは会社?若者?

5つのテーマはそれぞれ現在の格差社会の一端を示すもので出演者や参加者間で激しいやり取りが行われていた。
面白かったのは問題を前向きにとらえる人たちと悲観的に、または被害者のように考えている人に分かれることです。私はといえば悲観論に同情はするもののやはり自分の環境は自分で変えていくしかないと考えています。世の中が世界情勢も含めて変わってきているのに、田舎に住んでそこそこ給料がもらえて、定時に退社して家族と団欒がもてるような過去の生活が続けられるわけがないのです。それに不満なら仕事のある都会に移住、サービス残業は工夫して減らす、会社が雇ってくれないなら自分で起業する・・・いつの時代でも前向きに取り組んでいく人が勝ち組になるという点は変わらないようです。

健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。
健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。 五木 寛之 帯津 良一

「病気にならない生き方」「暖めれば病気は治る」などいろいろな健康指南書が発行されている。
しかし、本当は何が正しいのか、なかなか素人には判断できないし一つ一つ試して確認するには時間がかかりすぎる。
この本はそんな不満にそれなりに答えてくれる。
それなり、と言ったのは必ずしもこうすればいい、と断言ばかりしていないからである。

次のように私の意向にあった見解もあり結構楽しめます。
  • 空腹を感じないのなら朝食は抜いてもかまわない
  • 酒は体にいいと思っているので毎日欠かさない、ただし飲みすぎないこと
  • うがい、手洗いを忘れてもいい、やたらに抗菌、防カビという考え方のほうがおかしい
  • 人為的に体の歪みや癖を直すとバランスが崩れて調子が悪くなる場合がある
  • ストレスはなくすのではなくうまく付き合う、政治家のようにストレスを楽しむ
  • 「場のエネルギー」が低い病院には行くな、例えばトイレが汚れていたり職員のやる気が低かったり
  • 年をとっても生活のリズムに加速度をつけて、変に休むな
  • 酒は気持ちをリラックスさせ体を温める、リンパ球を増やして免疫力を高める、したがって一日も休まず飲むべきで休刊日なんかとんでもない
ということで、本日も酒を飲まなければなりません。

2007年6月20日水曜日

寂聴源氏塾

女は馬鹿なほうがかわいい、と言ったのは確か高杉晋作だったと思います。
自分のように理性的な人間には馬鹿でわがままなやつほどかわいいものはありません。
わがままな人間には自分で勝手に作った物語があります。
それへの登場人物として脚本とうりに相手が演じないとたちまち怒り始めます。
こっちは脚本さえいただいてないので迷惑な話ですが、まあ、これをなだめていくことが楽しみのひとつということでしょうか。

寂聴源氏塾
寂聴源氏塾 瀬戸内 寂聴

源氏物語はあまりに有名ですが、筆者の言うとおりほとんど読んでいません。
たぶん高校時代の古文で少し、あとはちょっと気が向いたときに部分的に見たぐらいです。
本書にもあるように世界的な文学作品ですが、私にはどうも面白くないのです。
はっきり言ってあれは奥様方の井戸端会議ネタでしかないと思います。
そうでなければ、性描写などもっとリアルさが欲しい。
藤壺といつどのようにやったなんてことが全然なくて、想像させるだけという技法まさに井戸端会議用です。
義理の息子とそのような事態になり、どのように崩れていくかあたりを表現していると源氏物語は現代でもベストセラーになるでしょう。
誰か、そんな現代訳を書かないかとひそかに期待しています。

2007年6月2日土曜日

脳はなにかと言い訳する

年金法案などで国会が荒れ模様。
でもニュースなどで野党が議長席に襲いかかったり、採決拒否で着席しないなどのシーンをみると、くだらない連中と思えてしまう。
こんなことで民主党が支持されるとは思えないし、もちろん指示する気はないが、なさけない気がする。
国会戦略を作れる頭の良いやつがいないということだろう。


脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? 池谷 裕二

「脳はなにかと思い込む」とか「脳はなにかとウソをつく」などの表題で始まるエッセイ集。
近年脳科学は発達著しく、物忘れやストレスなどの様々な症状が脳のどこでどんな作用により生じるのかを推測を交えてわかりやすく紹介している。
ただし、エッセイ集にありがちな、だからなんなの?という点でだんだんと飽きてくるところが難点。
気に入った部分は、
  • 寿命をのばす最高の方法は食を抑えること、30%減らすだけでもかなり効果がある。(そういえば五木寛之の本でも、一日2食や1.5食を実施しているとあった。)
  • ヨガの達人は心拍数をコントロールできる。血圧をコントロールできるように訓練すれば高血圧から脱出できる。

2007年5月29日火曜日

お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人

休日、鎌倉に行ってきました。
といっても鶴岡八幡宮の仲見世通りをぶらついただけですが。。。
デパートの売り場を歩いているような楽しい気分でした。
鎌倉という歴史もあり人も来るところならではの上質な品揃えに感動です。
せんべいから和食器まで、見ていて楽しくつい買ってしまいました。

お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人
お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人 吉村 葉子

ブランドの国フランスですが一般の人はエルメスやヴィトンなどとは無縁の暮らしをしています。
例えば日本のデパチカではお惣菜のパックが良く売れていますがフランスではそんな金があったら自分で料理をします。
今日はサラダで残ったらおいしいシチューができるといった具合です。
そしてお互いに助け合うことにより余計な金を使いません。
例えば家のリフォーム、お父さんたちが順番に改装作業をすることにより費用は材料費だけです。
さらに、休みを返上したお父さんたちは誰も大変だったなどといわないところがすばらしいところです。
でも、こんなことは日本でも昔はあったものです。
ドラマ「北の国から」の中でも、村の人たちみんなで家を作ったりするシーンがあります。
外食や出来合いの惣菜なんかに見向きもせず、かたくなに自分で料理をつくるお姑さんがいたものです。
収入が豊かになったことによって、面倒くさい作業や人間関係を金で解消していると、ついつい反省させられる内容でした。

2007年5月24日木曜日

そのときは彼によろしく


以前姫路に行ったとき、姫路城もいいけれど観光用のバスで姫路文学館へ行ってきました。
贅沢に作っている割に来訪者はほとんどなく、また内容も地元のあまり知られてないような文化人を展示しているので、どうにも興味がもてませんでした。
そんな中で、感心したのが入り口の曼荼羅です。
平安時代や戦国時代を子どもでもわかるように紙芝居風にアレンジしていました。
箱だけでなくこういうソフトをつくる能力がなければ、と改めて感心した次第です。
なお、姫路文学館には司馬遼太郎の常設展示があり、こちらは楽しめます。


そのときは彼によろしく
そのときは彼によろしく 市川 拓司

作者はミリオンセラー「今、会いに行きます」でロマンチック・ファンタジーを表現した人。
今回は男の願望をロマンチックに表現してくれています。
アクアプラント・ショップを営む主人公のところに人気モデルがバイトに応募してきました。
しかも、階下に下宿です。
しばらくして、その彼女が高校時代にもう一人の男友達と三人でいた一人だと気づく。
なぜ、15年たった今、自分に会いに来たのだろう、という疑問を抱えながら、相変わらずの彼女のペースで日常が流れていく。
いつしかそんな生活が当たり前になったときに、突然別れが来て、そしてなぜ彼女がたずねてきたかが明かされる。

男にとって都合のよい、というかこんなことがあって欲しいという展開です。
美人のモデルと一緒に仕事ができ、さらに同じ屋根の下で暮らす。
高校時代に好きだった彼女と気がつく
彼女のペースで日常が流れる
彼女の秘密と彼女が自分を好きだったことがわかる
などなど、
高校時代の初恋に似た状況をいつも追いかけているのが、男のロマンスです。

2007年5月20日日曜日

製造業崩壊

日曜日、特にすることもなかったのでふらりと甲府へ行ってきました。
トンネルを抜けて広がった甲府盆地、確かに田舎ですが歴史がある田舎っていいものです。
武田滅亡後造られた甲府城公園はあまり人もいませんでした。
ぶらぶらあるいて長善寺は大きな楼があってびっくり。
そして武田神社、人がいっぱいです。
でも、ジャズのコンサートをやるようでリハーサルが進んでました。
駅にもどって、小作という店に入りました。
ほうとうを食べる予定でしたが、すいとんがあったのでなつかしくてそちらを食しました。
腹いっぱいです、でも約一時間でこれるこんな田舎は気分転換に捨てがたい場所です。

製造業崩壊―苦悩する工場とワーキングプア
製造業崩壊―苦悩する工場とワーキングプア 北見 昌朗

筆者は社会労務士として愛知県でデータを収集した結果をまとめています。
中小企業が大手取引先、新入社員の親などによっていかにガタガタにされつつあるかという結果を示しています。
中小企業でははいってきた新人に3年でやめられ、トレーニング費用等を考えると約1000万円の損失となります。
これが続いては経営への影響は少なくありません。
なぜ、やめてしまうのか?
筆者は昔の年功序列式給与体系、親父的な社長や幹部を求めています。
一理あると思いますが、家族的経営に伴うサービス残業やうっとおしい宴会などには賛同できません。
確かに人とのつながりにより今までの日本企業は共存共栄を図ってきた。
しかし、そのべたべたした関係がいやで外資に移行した自分としては、そんな環境を今の若者が望んでいるとはとても思えません。
今の職場は長年勤めてきた幹部と中途入社の新人という構成です。
大事なのは幹部がもっと教育する姿勢を見せることでしょう。
そうしなければ製造業、特に中小企業はコンビニやマクドナルドなどのファーストフードから人材を取り戻すことはできないと思われます。

2007年5月19日土曜日

インテリジェンス武器なき戦争

昨夜は金曜日でもありまして会社の人たちと飲み会でした。
少人数で、普段あまり接触のない人もいて楽しいひとときでした。
その中で飲んだ冷酒が「桃の滴」
京都 松本酒造のものでやや辛口がまことに飲みやすく上品な味でした。
ついついすごして4合くらい、なので本日は部屋でおとなしく二日酔いを冷ましてます。


インテリジェンス 武器なき戦争
インテリジェンス 武器なき戦争 手嶋 龍一 佐藤 優

要するに情報戦、スパイ活動や各国要人とのパイプの話です。
言われてみればいくら平和な世の中でも、表向きの外交だけで済むはずがありません。
当然裏で情報収集、分析が行われ、それに基づき外交政策が練られるわけです。
鈴木宗雄がムネオハウスで問題になりましたが、彼ほどロシアの要人とのパイプを持っていて正確な情報を取れる人間はいないようです。
逆にイラクのクウェート侵攻に対し、その重要な時期に休暇を取っていた当時のイラク大使、クウェート大使のお粗末さにはあきれます。
また、第一次の湾岸戦争時、開戦前のことですがイラクの戦闘機が大量に隣国イランに飛来しました。
なぜ敵国でもあるイランにイラクは戦闘機を移したのか、そんなことを読み解くのがインテリジェンスの重要な仕事です。

ところで、モスクワ大学での女子学生との会話、
「日本人は週何回?」
「相手や年齢にもよるが週2~3回だろう」とやや見栄を張って答えた。
「それは許されない、愛しているなら週16回が普通」
出勤前、帰宅後、そして週末は昼間を加えるということでした。

2007年5月8日火曜日

90歳までスケジュールがいっぱい。


物事は考えようで明るくも暗くもなります。
そんなことは当たり前ですが、落ち込んだときはなかなか平常心に戻れないものです。
以前経験した職場でろくでもないところがありました。
夜遅くまで平気でサービス残業をさせるところです。
そんなところで唯一得たものは「明元素」という元気の出る言葉群でした。

http://www.arigato.co.jp/index.html


イメージ 90歳までスケジュールがいっぱい。

筆者の根本さんは、「腕白でもいい、たくましく育って欲しい」という丸大ハムのCM作者。
まず、題名がいい。
そして私には縁がないというか、やる気がない、料理や書道を趣味としているところが参考になります。
楽しく前向きに生きる、これが簡単だがどんなに大切かを感じさせてくれる一冊です。
本の中で、松山道後温泉の大和屋ホテル本館の本格的純和風朝食をほめてました。
鰆の西京漬けや湯葉、岩のりなど、
ホテルのバイキング形式と異なり、和食の優しさを味あわせてくれる気がします。

2007年5月4日金曜日

総下流時代








従来のメモリースティックと比べて格段の進歩です。
まず小さい、そして4GBもあります。
紛失したらどうしようかとも思いますが、小さいことは可能性を広げますから楽しみです。
出張用に買ったのですが、ストレージは全てこの4GBにすればPCを定期的にフォーマットして軽い状態を保つことが可能になります。
使い方が次々浮かぶちょっと楽しみな一品でした。

総下流時代  All the Lower People
総下流時代 All the Lower People 藤井 厳喜

流行の「下流」という言葉だけにまたかという気もないではありません。
事実危機感をあおるだけ、という意味では価値のない本です。
やはりいい本はきちっとした指針があるものです。

下流ということで思うのは、ダイソーやサイゼリア、ガストなどにはまって、そこに安住してしまうことです。
高級品がいいとはいえませんが、高級品にしかない質があります。
それを永遠に経験できない、これが下流の最大の問題でしょう。
安住!最近の生き方にそんなことを危機感として感じます。

そういえば山本周五郎の「ながい坂」で主人公の父親が40代の働き盛りでリタイアしたり、大きな仕事を成し遂げた主人公ももう疲れたからこれからは事由気ままに過ごしたい、などというシーンがありました。
エリートにはエリートの矜持があるはず。
それを怠るやつが多くなった結果、下流社会の増長に繋がっていると思います。
まだまだ、引退なんて考えてはいけません。

2007年5月3日木曜日

プロの論理力

Panasonic KX-TS745JPパナソニックスピーカーホン  新商品
KX-TS745JP




最近はテレビ会議よりも電話会議がほとんどです。
家でも電話会議のような端末のほうが使いやすいのでは?と考えてほとんど衝動買いです。
この端末の利点は、ミュート機能があること、つまり相手がしゃべっているときにこちらの音を遮断する電話会議特有の機能です。
普通の電話に比べ、留守電や子機端末の機能はありませんが、ハンズフリーで電話できる点はちょっといい気分です。


プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術
プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術 荒井 裕樹

弁護士の醍醐味はそれまでの前例を覆す判決を得たときです。
そのためにはどのような論理を展開するか、これが知的勝負です。
著者は青色発光ダイオードの中村裁判などに携わり、どうしたら新しい解釈ができるかを模索している。
論理的交渉力を高める方法として、
  1. 徹底した情報収集
  2. 情報に基づいた実現可能で明確な目標設定
  3. コントロールファクターを峻別し、そこへ集中する
  4. 目標達成に必要な条件を列記し、順につぶしていく
  5. こちらから行動を起こすことにより主導権を握る
  6. けして感情的にならない
  7. 交渉相手に感動を与え、説得ではなく納得してもらう
著者は所属する事務所で「ひとりトヨタ」といわれているように、変えること、変わることが大好きなようです。
論理力とはどうしたら変えることができるかと考えること、その思考のない人は改革などの大仕事はできないということです。

5年後にお金持ちになる資産運用

忠臣蔵で有名な播州赤穂に行ってきました。
駅のみやげ物やで目を引いたのが、有名な赤穂の塩を使ったぐいのみ
思わず買ってしまいました。日本酒を飲むのが楽しみですが、これだけの塩を飲むかと思うと体には悪そうです。
Webでしらべたら、杯もあるようです。












現役プライベート・バンカーの5年後にお金持ちになる資産運用~資産防衛のプロが教える「相場に左右されない」投資のルール~
現役プライベート・バンカーの5年後にお金持ちになる資産運用~資産防衛のプロが教える「相場に左右されない」投資のルール~ 前田 和彦

投資は自分にすべきです。
あとから考えて無駄なことをしたな、と思っても自分への投資はいろんな形でリターンに結びつきます。
30代では随分無駄な投資をしました。
マンション購入、英会話学校、ビジネス関係の通信講座。。。
あの金を貯金しておけばよかったなどと思うこともありますが、無駄をやらなければ学ぶことはできないものです。
例えば英語の勉強方法、英会話学校に行った経験がなければいつまでも最良の方法と信じていたかもしれません。

この本はポートフォリオの運用方法をすすめています。
1) 円・・・普通預金で換金性を確保(低金利なので定期預金は無駄)
2) 外貨・・・外貨建てMMF

例えば日本円で1000万円あったら、
日本円で400万円普通預金
米ドル建てMMFで300万円
ユーロ建てMMFで300万円

ここでの注意は為替変動を考えて米ドル、ユーロは原則円に戻さないこと。つまり現地で使うということで為替リスクを回避します。
外貨MMFは4営業日で監禁が可能です。外貨定期預金と金利は同じくらいですが、銀行は自分たちの利益が良い定期預金を勧めますから要注意。

最後にこんなことが書いてありました。
自分が社会的に意味のある活動をしていたら、その対価は必ず何らかの形でもらえる。
だから、まず自分がやりたいことをやれることを考えることが大切です。

2007年4月30日月曜日

花の生涯

こんなDVDがあるんだと見つけた自分に感心しました。

NHK想い出倶楽部2~黎明期の大河ドラマ編~(1)花の生涯
NHK想い出倶楽部2~黎明期の大河ドラマ編~(1)花の生涯
子どもの頃、NHKの大河ドラマを真剣に見ていました。
歴史好きはその影響かもしれません。
始めてみたのは「赤穂浪士」、学校から帰ってきたら親がみていてそれが討ち入りの場面でした。
赤穂浪士は大河ドラマ2作目ですから1作目の花の生涯はもちろん見たことはありません。
一話だけですがこのDVDで見れたことは幸いです。


花の生涯〈上〉
花の生涯〈上〉 舟橋 聖一

井伊大老は歴史上は悪役です。
でも、この「花の生涯」では盟友長野主馬とともに村山たかという三味線の師匠を生涯追い求めるというロマンに満ちたストーリーです。
井伊家の14男、とても表舞台に出るはずのなかった直弼が大老まであがり、そして自身が予見したとおり暗殺の憂き目に会う。
村山たかという女がいなければ井伊直弼はそこまで時代を背負わなかったように思います。
男は愛する女のために強い男を演じ、そして生涯を遂げる、それが花なのかもしれません。
でも、はたして女から見たらどうなのかと考えてしまう作品でした。