2007年9月2日日曜日

人をあきらめない組織

組織のなかで働くということは、必ずしも個人にとって幸せとは言えません。
嫌な仕事、気の向かない仕事を割り当てられる場合もありますし、気の合わない人とチームを組むこともあります。
そんな中で自分の仕事の境界をあまりにきちっとしてしまうと、摩擦は大きく、また協調性を問われることになります。
仕事ができて、自分の範囲は完璧にこなしている人が案外評価されずに、仕事の中味はある程度いいかげんでも周りと和気あいあいとやっていける人が重宝されるのはそのためです。
ただし、自分がどちらになるかはその組織のレベルによります。
レベルの高い組織では当然高い能力があった上での話です。
結局、自分のレベルに合った組織にいることが、自分にとっても周りにとっても幸せということではないでしょうか?

人をあきらめない組織―育てる仕組みと育つ現場のつくり方
人をあきらめない組織―育てる仕組みと育つ現場のつくり方 HRインスティテュート 野口 吉昭

組織の悪玉遺伝子とは、
1.「心ないコミュニケーション」→社員を大切にしていない、供給者発想
  • 「業者呼んだ?」
  • 「客を囲い込むには。。。」
  • 「うちの女の子行かせます」
2.「仕組みがないマネージメント」→社員の能力を活かしていない
  • なんかいつも同じメンバーが召集される
  • 同じようなプロジェクト3年前にもやったよね
3.「刺激がないオペレーション」→社員の可能性を引き出していない
  • 日常のルーティンに追われている
上記の逆が「善玉遺伝子」であり、燃える集団に共通している
  • プリンシプル:絶対的な人づくりへの理念と意思→経営者が人が最大の財産と認識し、どのように育てるかという方針を持つ
  • ウェイ・マネージメント:人づくり遺伝子の仕組み化→例えばリフレッシュ休暇2週間という仕組みをつくると、その間不在でも支障なく回る仕組みができる
  • モチベーション・エンジン:やる気を引き出すコミュニケーション基盤と進化→セクト主義の排除、部署間の共通認識・連携がスムーズになるよう社員旅行や横串会議を行う
トヨタではないが、日々改善を行っている組織か、ずっとそのままの組織か、ということである。
自分が不在のときのシステムができているかどうかは、今も昔ももっとも不安なところだろう。

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