2007年10月20日土曜日

千年語録

酒を減らさなければ、なんて殊勝なことを考えているとかえって酒量が増えているようです。
したがって、今週末は思い切り飲むことにしました。


千年語録 次代に伝えたい珠玉の名言集
千年語録 次代に伝えたい珠玉の名言集 サライ編集部

滝沢修(俳優)
バカヤローなんて、絶対口にすべきでない。この人はなぜできないのか。基礎訓練のこの部分が身についてないんだな、ということがわかって初めて指導できるんです。

遠山正瑛(砂漠開発者)
何も行動を起こさないから、いつまでたっても夢のままであってね。やればできる、やらなきゃできない、それだけのことです。

山本夏彦(コラムニスト)
一番大事なことは自慢しないことです。

山本七平(評論家)
金があるという意識とは、金額そのものではない。他人との差なんですよ。一種の虚栄心です。。。

吉崎潤治郎(配膳司)
話をするときは箸を置いた方がよろしいですね。そのとき、お椀やお皿の上なんかに箸を置く人がいますけど、やはり箸置きにきちんと置くべきでしょうね。

前登志夫(歌人)
桜にはエロスがあります。・・・エロスというのは生死の境を自由に行き来する魂の深い輝きです。

倉嶋厚(気象キャスター)
人生の幸福感で言えば、70点主義でいいと思っているんです。残る30点を求めて努力していくからこそ、面白いんじゃないですか。

中村幸昭(鳥羽水族館名誉館長)
海の幸を食卓に取り入れてください。特に海藻類は本当に体にいい。海苔なんて1枚に含まれるビタミンが鶏卵の17個分。僕の頭を見てください、真っ黒でしょ。(ちなみに65歳)

小原秀雄(動物学者)
人間の社会は、言葉に頼りすぎてますよ。結婚詐欺に引っかかるのは人間だけ。動物の求愛行動は、五感を駆使して表現するから間違えない。

諸井薫(作家)
人生というのは、もののはずみだと思っているんです。・・・ただ、もののはずみがあれば、ものにしなくちゃなりませんからね。

加藤シヅエ(元衆参議院議員)
本当に夫を愛していれば、いくらでも世話をしたくなるのが女です。

高峰秀子(俳優・随筆家)
物を捨てて、新しく手に入れたものは、肩の荷が下りたという身軽さです。

2007年10月14日日曜日

人は思い出にのみ嫉妬する

久しぶりに丸の内オアゾに行ってきました。
もちろん今すんでいるところの近傍にも比較的大きな本屋さんはありますし、Amazonで検索購入することも可能です。
でも、本はぶらぶら眺めながら、ちょっとのぞいて、読んでみようかな、と感じて買うのもいいものです。
今日は目的の本、「My Engilish Organizer」がなかったので、眺めただけで終わりでした。


人は思い出にのみ嫉妬する
人は思い出にのみ嫉妬する 辻 仁成

三角関係の物語、でも一人が自殺しているだけに残った二人はやりきれない。
戸田さんを周愛麗は愛していた。
栞はその中に入っていったが、戸田さんは愛麗を愛していて自分は入れないと思っていた。
愛麗の死が自分に対する嫉妬と知ったとき、栞は戸田さんから離れて上海へ行く。
上海は周愛麗の故郷。
数年たって、戸田さんが栞に会いにきたとき、栞は冷たくあしらう。
栞の部屋を出た戸田さんは交通事故にあい、植物状態になってしまう。
栞はそんな戸田さんの回復を信じて看病を続ける。

辻の作品には「サヨナライツカ」など、死が絡んで生きている人間はどうにもできず苦しむ作品がある。
死んだ人間、植物状態だがなにか意思が伝わっているように思える人、そんな苦しみの中、未来を描いていく栞はすばらしいと思う。

2007年10月11日木曜日

不動産は値下がりする

ピンクリボンのキャンペーンをやっていました。
乳がんの早期発見のため、マンモグラフィーによる検査を受けましょう、という活動らしい。
検査機に100%はないので、誤診による誤治療が心配になります。
でも、夫や彼氏がいたら、しこりくらい気づいてくれるのに、むしろそっちを考え直したほうがいいのでは、と余計なことを考えてしまいます。
愛する人との時間がなくて、長生きしても仕方ないんじゃないんでしょうか?


不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ 252)
不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ 252) 江副 浩正

筆者は、元リクルートの社長です。
昔は不動産さえ無理して持っていれば大きな財産でした。
今は、というか私が買ったバブル期以降は財産でなく負債です。
理由は本書に書かれているとおり、不動産の供給量が増えているからです。
だから、中古のマンションなんか買い手がないのでどんどん値下がりします。

また、一時はやった大学の郊外化も同様です。
本書にあるように、地方から来る学生は都会の生活にあこがれてくるわけでして、八王子なんかで満足するわけがありません。
往時、調子に乗って移転した大学、たとえば中央大学などは法科のOBが学生を指導してくれることもできなくなり、司法試験の合格者が減りました。
学習院など父兄、OBの反対で移転しなかった大学は今でも大人気です。

今後、どのような政策が行われるかによりますが、都会に集中は変わらないでしょう。
私は年をとっても、便利な都会に暮らしていたいと思っています。

2007年10月10日水曜日

私はこうして46歳から英語をモノにした

来月で会社を退職することが少しずつ浸透しているようで、それなりに声をかけられている日でした。
不満がないのが不満といえば身勝手ですが、でもそんな身勝手をしてみたいと思っています。
今まで何回か転職しましたが、その間の失職時間は焦りと苦痛でしかありませんでした。
扶養家族のなくなった今でこそ、焦りのない時間をすごしたいと思っています。

私はこうして46歳から英語をモノにした
私はこうして46歳から英語をモノにした 山元 雅信

はっきり言ってこの手の本は目新しいことはありません。
英語をものにするには、英語に接する時間をたくさんとること。
単にそれだけです。
ということで、こんな本を借りてきた自分にもあきれています。
読む暇があったら、CNNでも聞きましょう。

2007年10月9日火曜日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

近くの駅の中に惣菜屋さんがあります。
カレーの煮付けや牡蠣のから揚げなど結構豊富で、時々買いに行きます。
残念なことがひとつ、夫婦でやっている旦那の表情がまったくだめ。
長くサラリーマンをやっているとあんな愛想のない顔になってしまうのかな、と同情はしていますが、どうも買う気にならない。
それに比べこの前旅した三重県の鳥羽ちかくの「鯛」という料理屋、親父が不機嫌そうに魚をさばいていましたが、ふと声を交わしたときの破顔一笑、なんともうれしくなりました。
たまたまの旅先ですが、来年も来てしまいそうな笑顔でした。


ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書 し 4-1)
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書 し 4-1) 島田 紳助

紳助は超人気タレントですが、いろんなビジネスに挑戦している。
こんな店があったらいいな、という発想のもと、自分で出資して弟子や友人に店を任せている。
すばらしいのは、そこそこを目指さず、自分の仮説が正しいと証明できるよう大ヒットを狙うところ。
すし屋や石垣島の喫茶店、会員性のフォークバーなど。

<本書より>
ある店にとんでもなく感じの悪いおばちゃんの店員がいる店がある。あの人が一人いなくなるだけでも店の売り上げは20%は増えるんじゃないかと僕は思っている。だけど、経営者はおそらくそのことに気づいていない。

1200万人の人口を抱える大都市では、店の選択肢が増えることが集客力につながる。
・・・人気店の近くに同じお好み焼き屋をオープンした

鮨屋をしたいから職人を探すのは間違い。この人を男にしたい、たまたまそいつがすし職人だったから鮨屋をやる、これが正しい。

飽きるということは慣れるということで、それは人間の持って生まれた基本的性格なのだと思う。お金のないときはお金のないときに慣れていたからつらくもなんともなかったが、お金があったらお金のあることに慣れてしまう。

いろんな贅沢もしてみたが、これまでの人生で何がいちばん嬉しかったか?と問われたら、やっぱり「16歳の誕生日に親父が買ってくれたバイク」と答える。
・・・自分を振り返って一番嬉しかったこと、ネットで昔の恋人に会えたこと、このワクワクは特別だったと思う。

2007年10月6日土曜日

うつくしい私のからだ

図書館でよく本を借りますが、さすがに新作は貸し出し中が多く思うに任せません。
最近は本の小口を見て、あまり人が触っていないような本を意識的に探しています。
そんな探し方でなければたぶん出会わなかったのが、今日の本です。

うつくしい私のからだ
うつくしい私のからだ 筒井 ともみ

著者は、「失楽園」「海猫」「阿修羅のごとく」などの脚本家、また「失楽園」で使われた「鴨とクレソンの鍋」などで料理に対する造詣も深い。

題名のごとく、舌、乳房、髪、手首など体の各部分にたいする彼女たちのエピソードがつづられている。
大半は、彼氏などから言われた一言がトラウマとなって愛を失ったり次の恋愛に移れないでいる、なんともつらくなる話だが、いくつかほっとする話もある。
しかし、つくづく女性は大変だと思う。ちょっと太っているだけ、胸が小さいだけで憧れの人からも不良品扱いされるわけで、やさしい男性を理想とするのもそんな不安な状況でいつも怯えているからかもしれない。

本文から、
アヤコの体を覆う肉は鎧だったのかもしれない。傷つくのが怖いから、外界から身を守るための無意識の鎧。
・・・アヤコは、初恋の男性から「デブは嫌いなんだ」といわれプレゼントを返された

私は時間の囚われ人だったのかもしれない。手首に巻かれた時計は、シュンスケと自分をつなぐ絆ではなくて、時間につなぎとめたれた手錠だったのかもしれない。
・・・シュンスケにはいつも待たされてばかり、何度も何度も手首の時計を見てきた

M君にドライヤーで髪を乾かしてもらっていたら、もう二度と戻らないと思っていた遠い日の心地よさがよみがえってきたのだ。以来クミコは男の子に髪を乾かしてもらう快感に目覚めてしまった。

「パパのこともう嫌いになったの?」
「ママはね、パパのこと本当に大好きだったよ。・・・ だってモモコ、ヒトはね、輝かしい思い出がひとつでもあれば、きっと、強く豊かに生きていけるんだから」
・・・離婚したママと懐かしいポトフを食べながら