2007年6月24日日曜日

健康問答

昨日(23日)、NHK総合で19:30-22:30 働き方についてシンポジウム形式の番組があった。

日本の、これから「納得してますか?あなたの働き方」
▽好景気なのに給料は…市民50人が大激論 ▽残業大国ニッポン!長時間労働はなくせる? ▽広がるワーキングプア・増加する過労死・真相は?
▽成果主義はやる気につながらない!?見直す企業続出 ▽すぐ辞める新入社員!悪いのは会社?若者?

5つのテーマはそれぞれ現在の格差社会の一端を示すもので出演者や参加者間で激しいやり取りが行われていた。
面白かったのは問題を前向きにとらえる人たちと悲観的に、または被害者のように考えている人に分かれることです。私はといえば悲観論に同情はするもののやはり自分の環境は自分で変えていくしかないと考えています。世の中が世界情勢も含めて変わってきているのに、田舎に住んでそこそこ給料がもらえて、定時に退社して家族と団欒がもてるような過去の生活が続けられるわけがないのです。それに不満なら仕事のある都会に移住、サービス残業は工夫して減らす、会社が雇ってくれないなら自分で起業する・・・いつの時代でも前向きに取り組んでいく人が勝ち組になるという点は変わらないようです。

健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。
健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。 五木 寛之 帯津 良一

「病気にならない生き方」「暖めれば病気は治る」などいろいろな健康指南書が発行されている。
しかし、本当は何が正しいのか、なかなか素人には判断できないし一つ一つ試して確認するには時間がかかりすぎる。
この本はそんな不満にそれなりに答えてくれる。
それなり、と言ったのは必ずしもこうすればいい、と断言ばかりしていないからである。

次のように私の意向にあった見解もあり結構楽しめます。
  • 空腹を感じないのなら朝食は抜いてもかまわない
  • 酒は体にいいと思っているので毎日欠かさない、ただし飲みすぎないこと
  • うがい、手洗いを忘れてもいい、やたらに抗菌、防カビという考え方のほうがおかしい
  • 人為的に体の歪みや癖を直すとバランスが崩れて調子が悪くなる場合がある
  • ストレスはなくすのではなくうまく付き合う、政治家のようにストレスを楽しむ
  • 「場のエネルギー」が低い病院には行くな、例えばトイレが汚れていたり職員のやる気が低かったり
  • 年をとっても生活のリズムに加速度をつけて、変に休むな
  • 酒は気持ちをリラックスさせ体を温める、リンパ球を増やして免疫力を高める、したがって一日も休まず飲むべきで休刊日なんかとんでもない
ということで、本日も酒を飲まなければなりません。

2007年6月20日水曜日

寂聴源氏塾

女は馬鹿なほうがかわいい、と言ったのは確か高杉晋作だったと思います。
自分のように理性的な人間には馬鹿でわがままなやつほどかわいいものはありません。
わがままな人間には自分で勝手に作った物語があります。
それへの登場人物として脚本とうりに相手が演じないとたちまち怒り始めます。
こっちは脚本さえいただいてないので迷惑な話ですが、まあ、これをなだめていくことが楽しみのひとつということでしょうか。

寂聴源氏塾
寂聴源氏塾 瀬戸内 寂聴

源氏物語はあまりに有名ですが、筆者の言うとおりほとんど読んでいません。
たぶん高校時代の古文で少し、あとはちょっと気が向いたときに部分的に見たぐらいです。
本書にもあるように世界的な文学作品ですが、私にはどうも面白くないのです。
はっきり言ってあれは奥様方の井戸端会議ネタでしかないと思います。
そうでなければ、性描写などもっとリアルさが欲しい。
藤壺といつどのようにやったなんてことが全然なくて、想像させるだけという技法まさに井戸端会議用です。
義理の息子とそのような事態になり、どのように崩れていくかあたりを表現していると源氏物語は現代でもベストセラーになるでしょう。
誰か、そんな現代訳を書かないかとひそかに期待しています。

2007年6月2日土曜日

脳はなにかと言い訳する

年金法案などで国会が荒れ模様。
でもニュースなどで野党が議長席に襲いかかったり、採決拒否で着席しないなどのシーンをみると、くだらない連中と思えてしまう。
こんなことで民主党が支持されるとは思えないし、もちろん指示する気はないが、なさけない気がする。
国会戦略を作れる頭の良いやつがいないということだろう。


脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? 池谷 裕二

「脳はなにかと思い込む」とか「脳はなにかとウソをつく」などの表題で始まるエッセイ集。
近年脳科学は発達著しく、物忘れやストレスなどの様々な症状が脳のどこでどんな作用により生じるのかを推測を交えてわかりやすく紹介している。
ただし、エッセイ集にありがちな、だからなんなの?という点でだんだんと飽きてくるところが難点。
気に入った部分は、
  • 寿命をのばす最高の方法は食を抑えること、30%減らすだけでもかなり効果がある。(そういえば五木寛之の本でも、一日2食や1.5食を実施しているとあった。)
  • ヨガの達人は心拍数をコントロールできる。血圧をコントロールできるように訓練すれば高血圧から脱出できる。